「FIRE」とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉で「経済的に独立して早期退職(アーリーリタイア)するライフスタイル」です。FIREを達成するための方法は、収入増や支出減を模索しながら、意図的に貯蓄率を最大化し生涯の支出を賄うのに十分な不労所得を得ること。。。。
私は2019年までFIREムーブメントを知りませんでした。
転職をし収入増を目指し、それを叶える事ができましたが
自分が時間と健康を犠牲にしてお金を稼いでる所や色々と諸事情が重なり
早期リタイアが頭によぎってからはFIREについて意識しています。
最近、FIRE関連で読んだ本があります。
FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド
クリスティー・シェン (著), ブライス・リャン (著), 岩本 正明 (翻訳)
意識するポイント(要は支出を減らし、投資に回しましょう)を自分用備忘録として残します。
72の法則
投資のリターンを72で割る事によって資金が2倍になるまでの年数が出る。
例 6%のリターン投資 72÷6=12 12年で追加投資しなくても元本が2倍になる。
逆に借金、ローンがある場合、借金が2倍になる。
支出を削る
基礎的な家賃や光熱費、保険など当たり前に思っている支出を見直す。たまにチートデイを加え自分にご褒美を設ける。
今、不要不急の外出を咎められている状況なので見直す絶好のタイミングかな。
4%ルール
毎年の生活費を4%を割る事(または25を掛ける)によって30年以上持続する目標貯蓄額が計算できる。
言い換えればポートフォリオの4パーセントの資金で生活費を賄えば、貯蓄が30年以上持続する可能性が95%だとの事。(参考にしている論文あり)
ホームカントリーバイアス
投資家が自国市場を資産の配分率を高める傾向があり、世界中の投資家が自国を投資することを好み割合は株式で75%に及ぶ。
私自身が日本トライブ感があるのでこの傾向が大いにありです。
ちょっとした感想
コロナショック前に読んでいると読後感が違ったのかなと。(アメ株最強ヒャッハー的な。今でも米国の株やETFは興味ありです。)
著者はとある国でかなりハードな幼少期を過ごしています。リーマンショック時の金融ショックも乗り換えられており集中と根性と長期に渡る努力によって今の生活を勝ち取っている。
FIRE前はパートナーと世帯年収としては1000万越えであるがパートナーと共に共通意識をもって日々倹約にいそしみ投資に回している事が30代前半でのFIREに繋がった。
捕らぬ狸の皮算用にならぬようまず自分の理想に近づくFI(Financial Independence)を考えてみよう本業の収入を安定させまた収入を複数持つことの重要性とサイドハッスル(副業)を挑戦してみよう。
著者が提案しているインフレを考慮し生活費を抑える為に旅行をしながら物価が安い海外での生活を行う事はアフターコロナの世界でいけるのかな?は今後も注目
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